京セラ美術館に行ったことなかったし、ウォーホル展が終わる前に行っておくかぐらいの軽い気持ちで見に行った。
展示の中はスマホの写真なら撮影OKだった。撮影OKなの珍しい気がする。動画とスマホ以外のカメラでの撮影はダメだった。SNSでシェアしてほしいみたいで、最近っぽさを感じた。
オーディオガイドがスマホがあれば無料で聞けるのがよかった。QRコードからURLを読み込むと、当日限定でオーディオガイドが聞けるサイトにアクセスできて、スマホを耳に当てながら再生してオーディオガイドを聞いた。500円で生成機ごと貸し出しすることが多かったけど、みんなスマホ持ってるんだからこれでいいじゃんと思った。そのURLは翌日アクセスすると期間終了となって聞けなかった。https:://exmple.com/foo-<uuid>/index.html
というようなフォーマットだったので、日毎にURLを用意して、毎日QRコードを交換しているのだろう。ユーザーごとに来場者にその日だけ有効なURLを伝えることで、認証は省くのはお手軽でいいと思った。
ウォーホル初期の、有名なアーティストとしてはあまり上手でない絵も展示されていた。技術的に不足していることが、彼の作風につながったのだと思うと、欠点が強みになることもあるのだと感心した。
同じ美術館で京都のどこかの美大の卒業制作展をやっていて、それも眺めて帰った。ファインアートではないデザインやマンガの作品もあって、それぞれ力量も作風もバラバラなのだけど、ここからウォーホルのように自分の道を見つけるアーティストやデザイナーが生まれるのかと思うとおもしろかった。
ところで美術館の絵画の展示にはタイトルの下に 「油彩 キャンバス」のように、画材や技法が書かれている。その内容をメモしておいて、家に帰ったあとにmidjourneyへの入力として使った。実在しない政治家のポップな画像を生成することに成功した。
軽い気持ちで行ってみたけど、京セラ美術館の建物はよかったし、ウォーホル展も美大の卒展も面白かったし、midjourneyでいい画像も生成できたし、行けてよかった。