Obsidian Sync で 複数デバイス間でのノート同期をする

ObsidianはMarkdown形式のテキストファイルを使ったノートアプリです。プレーンテキストが好きな人にはおすすめで、DropboxGoogleドライブなどのファイル同期サービスを使って、複数のPCで使うことができます。しかしモバイルデバイスでの同期には問題が発生します。maciPhoneiPadの場合は、iCloudを使って同期できますが、Androidの場合はDropboxGoogle ドライブを使って簡単に同期する事はできません。

Obsidianは有料のサブスクリプションサービス「Obsidian Sync」を提供しています。これでAndroidでも同期することができます。ただし年払いで月額8ドル(月払いで月額10ドル)の料金がかかります。

obsidian.md

去年の円安で10ドル払うのに躊躇していたのですが、今年に入ってちょうど円高になったこともあり利用してみました。

買うときまで情報が出なかったのですが、学割もあるようでした。40%オフで購入できるみたいです。

初回の同期には時間がかかりました。ファイル名にタブや:を使っていたファイルがあり、同期できないファイルがあるのを見つけました。:が入っていたファイルはScrapboxからインポートしたものでした。

iPadではバックグラウンドで同期してくれないので、初回の同期を終わらせるのに手間取りました。同期中に端末がスリープにしないオプションが設定にあるので、それを最初からやっておけばよかったです。

モバイル版アプリの設定に同期中にデバイスをスリープにしないオプションがある

Obsidian Sync は、ページのバージョン履歴を見れる機能も提供しています。履歴機能は目的ではなかったのですが、うっかり消してしまった内容を復元することができ大変役に立ちました。

1週間ほど使ってみたのですが、スマホでObsidianを使えることは想像以上に便利でした。自前で同期を頑張ることもできますが煩わしい設定も不要で、どのデバイスでもストレスなく使えるのが最高です。

値段はちょっと高めですが、Obsidianを毎日使ってるひとにはおすすめです。