一度も読まれていない本たち
Kindleの自分のライブラリに一度も読んでいない本がたくさんある。いつか読むだろうと思って買ったことで満足して1度も開いていない本がいくつもある。予約購入をして発売になったら自動的に購入が成立し自分のライブラリに入っているがそれに気づかずに1度も開いていない本があった。物理的な本なら背表紙ぐらいは目に入っただろうがデジタルライブラリーだと存在すら気がつかない。1ミリメートルの厚さも1グラムの重さもないデジタルデータなので保有をしていると言う事実すら認知できていなかった。
ビットレート
先日Kindleの読み上げ音声をレコーダーで録音したところ、途中で録音が停止していた。原因は何だったかと言うとレコーダーに入っていたSDカードが2 GBしか容量がなく単純に容量がいっぱいになって録音が止まっていたためだった。しかも無圧縮のフォーマットでロクをんしていたので、すぐにSDカードがいっぱいになってしまっていた。無圧縮である必要は無いためレコーダー側で設定を変更し128kbpsのMP3で録音するようにした。これで何時間でも録音できる。昨今32GBや64GBのSDカードであってもかなり安価に買えるはずなので必要だったらカードを買う。（と書いた後に64GBのSDカードを注文した）
今ちくま新書の 『世界史を作った海賊』と言う本を録音している。なんで自分がこの本を買ったのか全く覚えてない。おそらく、ちくま新書のセールか何かでかなり安く買ったんだろう。定価で買うにしては目的が不明な本だからだ。安く買ったとしても読んでないんだから無駄な出費だ。ともかく今ちょうどイギリスのドラマにはまっていてイギリスがどういう歴史があってどういう国なのかというのに興味を持っている。イギリスの海賊についての本なので、この本を読むことでイギリスの近世・近代を知ることができたら面白そうだ。疲れた時にでも聞き流しながら読みたいので、オーディオブックにするのにちょうど良さそうだ。
丸１冊、２回に分けて、無事128 kbpsで録音することができた。ビットレートはもう少し下げて96 kbpsとか64kbpsでやってもいいかもしれない。声だけのデータだから音楽に比べたらかなり圧縮できるはずだ。
出来上がったファイルは3時間20分のファイルが1つと1時間半のファイルが1つ。合わせて4時間50分。新書一札分のこれは1.5倍速で再生したものだ。
ファイルはYouTubeミュージックにアップロードしてスマホやアプリやテレビで再生することに成功した。
家事をしながらとか、外を歩いたり走っているときに聞くことができるので便利になった。アマゾンのプライムでセールで外部音を遮断しない骨伝導ヘッドセットを買っていたので外で聞いても危なくない。
クラウド保存＋スピードコントロール付き再生プレイヤー → Pocket Casts
ここまででも及第点だが、さらに言えば再生スピードを速くしたり遅くしたりしたい。YouTubeミュージックにはそのような機能は無い。アップルのミュージックアプリでもできなさそうだ。VLCプレイヤーだとできるのだが、できたらクラウドにアップロードしてスマホからでもタブレットからでもどの端末からでも気軽に再生できるようにしたい。AndroidだとVLCのほかにPocket Casts と言うpodcast用のアプリでもファイルをインポートして再生スピードを変更して再生することができた。今見るとiPadでもPocket Casts アプリがあった。ローカルファイルを再生するだけならこれで良いかクラウドで同期したい。久しぶりにPocket Casts を開いて気がついたがPocket Casts には月100円のサブスクリプションがあって契約すると10 GBまでのクラウドストレージを使える。煩わしい手間を考えると100円なら安い。
結局月100円のサブスクリプションでPocket Casts を使うことにした。たまにはこういったGoogleやAppleのような超大企業以外のサービスソフトウェアも使う。もともと使い勝手の良いpodcastプレーヤーを作っていた良い会社なので今はなかなかビジネスモデルが難しいかもしれないが多少は報われてほしい。
使ってみるとクラウドにアップロードすることで podcastのような感覚でオーディオブックを聞くことができる。再生箇所もデバイスで同期される。再生スピードも変えられる。Chromecastで家のテレビやスピーカーで再生することもできる。悪いところは今のところない。
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