GWに読んで面白かった本

大惨事と情報隠蔽: 原発事故、大規模リコールから金融崩壊まで』はここ数十年で世界で起きた大事故のカタログのような本。

知らなかった事故のなかで印象的だったのが、1984年のインドで起きたボーパール化学工場事故だ。死者数が3,000人から10,000人。

ボパール化学工場事故 - Wikipedia

発電所や金融機関や大企業のような巨大な組織が、事後的に見るとお粗末な情報共有しかできていないのを見ると、どんな組織でも危機管理に関しては性善説に頼るべきではないよなあと思う。